QLD州立高校 科目一覧
オーストラリア高校で学べる科目と時間割りってどんな感じ?
クイーンズランド州の学校の科目は、Queensland Curriculum and Assessment Authority(QCAA)という機関に承認されたシラバスに従って設定されています。
選択できる科目の数が多く、学校によっても異なります。
そのため高校を探す際には、どの科目に興味があるか、進路やなりたい職業など等をしっかりと考えることがとても大切になってきます。
主要科目と選択科目
科目は、General subjects(主要科目)とApplied Subjects (選択科目)に大きく分かれます。
以下のリンクよりクイーンズランド州立高校で選択できる科目リスト(学校別)の表が参照できます。
https://eqi.com.au/PDFs/eqi-school-subjects.pdf
主要科目も選択科目も卒業のための単位として認められておりますが、大きな違いとしては、主要科目はオーストラリアの大学へ進学する際に必要なスコア(ATAR)に換算されますが、選択科目は条件付きでのATAR換算となる点です。
将来、日本の大学に進学をしたいか、オーストラリアの大学進学を目指したいかなど、目的と興味に合わせて、現地校とも相談をしながら科目の選択をしていきます。
オーストラリアはテクノロジー先進国であり、高校でも様々が科目を勉強する機会があります。主要科目には、デジタルソリューションや技術科目があり、選択科目には産業技術や情報通信技術などがあります。また近年日本でも注目を集めているSTEM教育も一早く取り入れており、多くの学校がSTEM関連の授業を展開しています。
オーストラリアの中学校や高校では、生徒の興味がある事、スキルが満たせるようにさまざまな科目が取り入れられています。学年が上がるにつれて進路に合わせるための選択授業が増えていきます。
基本科目は国語(英語)、数学、科学、社会、環境学、外国語、コンピューター、保険体育、家庭科、音楽、芸術、演劇、技術などがあります。
これ以外には、農業学、ダンス、デザイン学、会計学、旅行学など生徒の個性や進路に合わせた選択科目が用意されています。「海洋科学」や「デジタルソリューション」のように特定の高校でのみ受講できる科目もあります。
この他、得意科目やその科目で特に成績が良い生徒がさらにスキルを伸ばすためのエクセレンスと呼ばれているプログラムがあります。アカデミックな科目だけではなく、スポーツや音楽、芸術などから選べるようになっています。
高校2年生からは選択科目はさらに増えて、大学進学に向けての科目や専門学校と連携や協力をしている学校も多くあり就職や専門学校進学に向けての専門的な技術や資格を取ることもできるようになっています。
各教科の内容
英語
「英語」教科の中には、いくつかの英語科目があります。例えば、文学を勉強するLiterature、追加言語として英語を勉強するEnglish as an Additional Language(EAL)、一般英語としてのEnglishなどです。
English as an Additional Language(EAL)は、留学生にとっても受講しやすく英語を母国語としない留学生にとっては馴染みやすい科目の1つです。
第2言語
クイーンズランド州の高校では英語に加え、第2言語を勉強することができます。学校により勉強できる言語は異なりますが、中国語、日本語、スペイン語、ドイツ語、フランス語などがあります。
日本人留学生が「日本語」科目を選択することもできます。また、日本語を勉強している現地の生徒も多くいます。
科学
「科学」教科の中には、生物、化学、物理といった一般的な科目から、オーストラリアという地域を活かした海洋科学や農業科学などの科目を持つ高校もあります。日本の高校では中々お勉強することが出来ない科目のため、留学生に人気の科目でもあります。
テクノロジー
オーストラリアはテクノロジー先進国であり、高校でも様々が科目を勉強する機会があります。主要科目には、デジタルソリューションや技術科目があり、選択科目には産業技術や情報通信技術などがあります。また近年日本でも注目を集めているSTEM教育も一早く取り入れており、多くの学校がSTEM関連の授業を展開しています。
時間割
以下は一般的な時間割例です。(学校や学年よって異なります)
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
8:30-8:50 | HR | HR | HR | HR | HR |
9:00-9:50 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 |
10:00-10:50 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 |
11:00-11:30 | ブレイク | ブレイク | ブレイク | ブレイク | ブレイク |
11:40-12:30 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 |
12:40-13:30 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | スポーツディ |
13:40-14:10 | ブレイク | ブレイク | ブレイク | ブレイク | ブレイク |
14:20-15:10 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | スポーツディ |
オーストラリアの学校は自分のクラスや教室というのがありません。選択した科目や受ける授業で生徒がそのそれぞれの教室に移動する形式です。朝のHR(ホームルーム)のみ毎回集合する教室がきまっていてここで出席を確認し、簡単な報告事項を聞きます。このHR担当してくれる先生が担任の先生となります。日本のようなすべて面倒をみてくれる担任の先生ではなく、基本はホームルーム担当だけです。進路や何かあった場合の相談は専門のカウンセラーやそれぞれの科目の先生に相談できるようになっています。
大体の学校が50分制の授業時間を取っています。30分のブレイクが午前中と午後に各1回あります。この休憩時間に軽食やランチをしたり、友達と雑談やスポーツを楽しんだりします。
金曜日の午後はスポーツディとなっている学校が多く、スポーツ(選択制の学校と決められたスポーツを学期ごとにやる学校があります)の授業を受けます。色々なスポーツから選べる選択制を取っている学校はこれが日本でいう部活に近い感じです。ここがスポーツだけでなくSTEM系の科目などが選択できるようになっている場合もあります。
放課後は日本だと当番が掃除をしたり、部活活動をしたりしますが、オーストラリアの学校の基本は最後の授業が終了したら帰宅をします。
科目選択や時間割の流れなどが日本と異なります。
色々と迷ってしまわないように、学なびのスタッフが、将来の目標や夢なども一緒にお伺いしながら高校選びのお手伝いをします。
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