【2025年版】QLD州の運転免許取得&免許切り替え方法!

留学・旅行・ワーキングホリデーなど様々な理由でオーストラリアへ訪れる方が多いと思います。シティ内では、バスや電車に加えフェリーなど交通機関が充実していますが、中にはレンタカー、もしくは車を購入してより多くの場所に行きたい!という方もいらっしゃいます。

その際に必ず必要なものが運転免許証!こちらではクイーンズランドで運転するために必要なもの、 日本・海外・オーストラリア他州の免許をクイーンズランド州の免許へ切り替える方法を紹介します!

クイーンズランド州内で運転する際に必要なものは?

クイーンズランド州で運転するためには、国際運転免許証日本の免許証&自動車運転免許証抜粋証明またはクイーンズランド州の運転免許証のうちどれかを保持する必要があります。それぞれのメリット、デメリットを比較して自分に適切なものを取得しましょう!

国際運転免許証(短期ステイの方向け)

メリット日本で取得し、到着後すぐに運転できる
デメリット短期間しか有効ではない

国際運転免許証はクイーンズランド州内で有効です!しかし期間が決まっており、クイーンズランド州に住み始めてから3カ月以内のみ有効となっています。短期の留学や旅行を楽しむという方には良いですが、長期滞在の方は3カ月以内にに以下のオプションを検討しましょう↓

日本の免許証&自動車運転免許証抜粋証明

メリット日本の免許証で運転できる
デメリット抜粋証明の取得・翻訳手続きが必要

有効な日本の免許証と、公式な自動車運転免許抜粋証明(日本大使館、またはNAATI発行の英語翻訳)を携帯すると運転が可能です。

STEP1:大使館での自動車運転免許証抜粋証明を取得

申請に必要な書類自動車運転免許証抜粋証明申請書(日本大使館ウェブサイトからダウンロード)
● 有効な日本の自動車運転免許証原本
●パスポート原本
申請費用$25(2025年10月現在)
申請方法在ブリスベン日本国総領事館へ訪問し、本人が窓口で申請
※遠隔地在住の方、やむを得ない事情がある方は、事前に領事館へ相談し代理申請や郵送申請が可能です。

STEP 2:NAATI資格を持った翻訳家に抜粋証明の翻訳を依頼

NAATIは、National Accreditation Authority for Translators and Interpretersの略で、オーストラリア政府公認の翻訳機関のこと。全てのプロセスを日本語で対応してくれる、日本人向けの翻訳機関もあります。

申請費用:$50~$80(利用する業者によって異なる)

クイーンズランド州の運転免許証

メリットパスポートに代わるIDとして活用でき、他の州やニュージーランドでの運転も可能になる
デメリットTransport Centreにて切り替え申請が必要

国際免許を保持していたとしても、入国後3カ月がたった方はクイーンズランド州の免許を取得する必要があります。こちらはIDとしても有効なためおすすめです。

クイーンズランド州で運転免許証の取得方法

取得方法は以下の2通りです:

①日本・海外・オーストラリア他州の免許をクイーンズランド州の免許へ切り替える。
②オーストラリアの免許センターへ通い取得する → ゼロからの免許取得方法はこちら

日本・海外・オーストラリア他州の免許をクイーンズランド州の免許へ切り替える場合

STEP 1 自分の持つ運転免許証の翻訳を依頼する

日本の運転免許証の様に英語とは異なる言語で記載されている免許の場合、申請時に英語翻訳が必要となります。翻訳を希望の際、NAATIが認定した方々に依頼する必要があります。

STEP 2 必要書類の準備

免許切り替えで必要な書類は以下の5つです:

  • 日本の運転免許証
  • NAATI認定の免許証英語翻訳証明
  • パスポート
  • 身分証明書(名前や住所を証明する書類。身分証明書になるもののリストはページ1番下に記載があるので要チェック)
  • 申請書

STEP 3 申請先へ向かう

全ての書類を持ってDepartment of Transport and Main Roads Customer Service Centreへ向かいましょう!住所:229 Elizabeth St, Brisbane City QLD 4000

STEP 4 書類を申請する

入ってすぐのところで番号札を取り、番号が呼ばれるまで待ちましょう。自分の番になったら、書類を全て提出し、顔写真を取られます。

STEP 5 お金を払う

申請年数により金額が変わりますのでお好みの年数をお選びください♪

発行年数費用
1年$82.25
2年$114.55
3年$141.70
4年$163.95
5年$183.95
現在保持している免許証と同日の廃止日
$78.75

STEP 6 申請完了

お支払いが終われば、正式な免許証が届くまで有効とされる紙の免許書が発行されますので大切に保管しましょう!

運転免許証を取得する際に必要な身分証明書

身分証明書は原則として各カテゴリーから1つ以上の書類(合計3つ)をそろえる必要があります。

カテゴリーA (名前・生年月日・オーストラリアに滞在している証拠)

オーストラリア運転免許証有効または失効から2年以内
オーストラリア出生証明書有効
1988年に出生子のために発行された生誕200年の出生証明書有効
オーストラリアの市民権または帰化証明書有効
移民国境警備省:
●オーストラリア移住資格(AMS)ImmiCard
●永住者の証拠 ImmiCard
●移民の証拠 ImmiCard
注:Electronic Travel Authorityは身分証明書とは認められません
発行後5年以内
クイーンズランド州またはオーストラリア連邦警察官の写真付き身分証明書有効
クイーンズランド州政府発行の写真の高リスク労働許可証有効または失効から2年以内
オーストラリアまたは海外のパスポート有効または失効から2年以内
コンベンション渡航文書
●Titre de Voyage
●Document de Voyage
注:Titre de Voyageはオーストラリアが発行した渡航文書であり、Document deVoyageは他の国が発行した渡航文書
有効または失効から2年以内
外務貿易省の身分証明書有効または失効から2年以内
クイーンズランド州の18歳以上を証明するカード(ラミネートされていること)1992年1月以降に発行された物

カテゴリーB(顔写真付きで公共で使用されている名前を確認できる証拠)

オーストラリア国防軍の写真付き身分証明書-民間人を除く有効 
オーストラリア教育機関の学生身分証明書-写真やサインを含まれている必要有有効
オーストラリアの銃器免許—写真付き有効
オーストラリアの警備員またはCrowd Controllerの免許—写真付き有効
オーストラリアBasic Card有効
Department of Veterans’ AffairsまたはCentrelink年金受給者のConcessionカード(ヘルスケアカードを含む)有効
デビットカードまたはクレジットカードー名前入りのもの有効
メディケアカード有効
州間政府発行または政府承認のProofof AgeCard、Photo CardまたはPhoto Identification Card有効
ノーフォーク島地域議会発行のPhoto Identification Card有効

カテゴリーC(お住まいの住所を証明する書類)

電気・ガスまたは電話のアカウント
※携帯のアカウントは不可
有効
クイーンズランド州の土地税評価通知有効
クイーンズランド地方自治体の料金通知有効
不動産購入の契約、賃貸・賃貸書類、住宅ローン・土地所有権証明書有効
オーストラリア税務署(ATO)の査定 現在又は昨年度のもの
Tax File Numberの確認通知2年以内発行のもの
オーストラリアの選挙委員会の文書(例:選挙登録書または選挙登録カードの承認) 有効
CenrelinkまたはHuman Service部門からの公式レター発行後6か月以内
健康保険、土地保険、旅行保険の証明 発行後6か月以内

※上記の中で提示できる書類がない場合、その他使える書類がある可能性もありますので、Department of Transport and Main Roads customer service centre にて確認しましょう。

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