オーストラリア永住権への道
近年になり海外で永住したい!という方がとても増えてきているように感じます。ここではオーストラリア永住権を取得する為の簡単な順序と参考にするべきWebsiteをご紹介致します。
まず初めに各国によって永住権取得方法は異なります。理由としまして政府の政策であったり、ビザのシステムが異なるからです。この点についてはご注意くださいませ。
Contents
★参考にするべきWebsite
オーストラリアの永住権を取得したいという方は政府が掲載している「Skilled Occupation List(SOL)」を参考にする必要があります。こちらのページには職種ごとに応募できるビザのタイプ・条件(場所・経歴など)などが詳細に記載されております。
また2021年7月より「Priority Migration Skilled Occupation List(PMSOL)」に44の職種が追加されました。SOLと何が違うのかというと、PMSOLはコロナの影響により経済が大ダメージを受け、こちらの回復をサポートする為の選ばれた業種・職種です。その為PMSOL内に記載されているお仕事をしている方は優先的にビザ申請を進めることが出来るのです。
★永住権への順序(簡易版)
永住権の取得方法はいくつかあります。ここでは学校卒業ビザからの永住権への道を簡易的にご紹介します。
まず卒業ビザとは2種類「Graduate Work Stream」 「Post-Study Work Stream」があります。
Graduate Work Stream
Medium and Long-term Strategic Skills List(MLTSSL)と呼ばれるリストに記載されている職種
に関連する2年以上のDiploma(ディプロマ)コースなどを修了する必要があります。卒業生ビザ取得後、18ヵ月の滞在期間が認められます。
Post-Study Work Stream
専攻に関係なく、Bachelor(学士)以上の学位コースを修了していることが必要条件。終了した学位や場所にもよりますが、最長4年間の滞在期間が認められます。注意点:2011年11月5日以降に初めてオーストラリア学生ビザを取得した方のみ対象。オーストラリアの大学でBachelorを取得しても、2011年11月5日以前に学生ビザ取得した方は残念ながら申請資格はありません。
卒業ビザの申請条件
- 卒業ビザ申請時49歳以下
- 期間が有効なビザを保持している事
- 申請前6カ月の間、有効な学生ビザを保持していた
- Skilled Occupation Listに記載されている職種に関連する学位を取得
- Skilled Occupation Listに記載されているスキルアセスメントをパスしている
- 新生児、適切な健康保険を保持している証拠提出
- 申請時、英語能力の証明を提出。
例)IELTSの場合、総合6(全ての項目にて5以上)であり、取得後3年間以内もののみ対象 - CRICOSに登録されら学校・コースを修了している事
Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students - 2年間以上のコースを修了している事
2年間以上のコースとは、CRICOSに92週間のコースと登録されているコースを指す。
*コースを修了するまでにかかった就学期間ではないのでご注意ください。 - オーストラリア国内・(日本)の無犯罪証明書の提出が必要
卒業ビザを取得から永住権へ
ここでは簡単に順序をご説明します。
●語学学校→専門学校(Certificate/Diploma)
①語学学校へ入学
②MLTSSLをチェックし、専攻を選択
③専門学校を選択
④卒業後、お仕事に励み永住権への道を進む
●語学学校→専門学校→大学
①語学学校へ入学
②MLTSSL/ROL/RSMSなどをチェックし、専攻を選択
③専門学校を選択
④卒業後、大学へ進学
⑤卒業後、 お仕事に励み永住権への道を進む
★弊社からのメッセージ
永住権を目指したいという方はたくさんいらっしゃいます。こちらは日本のみではなく多国籍の方も欲している為、競争率は高いです。しかしこちらを勝ち取った暁には、「英語力」・「自信」・「経験」など様々なものが身についている状態となり明るい未来が待っている事でしょう。
弊社は学校相談・学校探し・サポートなど様々なことを行っておりますがビザ申請代行は行っておりません。こちらで卒業ビザや永住権への道しるべをご紹介いたしましたが、詳細なご質問等にはお答えできかねます事を事前にご了承下さいませ。
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短期・長期語学留学から大学・専門学校など各コースに合わせて、現地のスタッフが無料でカウンセリングを行っております。