映画の舞台裏を学ぶならここ!APACで体験した驚きの演技レッスンを大公開
今回は、ブリスベンシティにある Australia Performing Arts Conservatory(APAC) に、学なびスタッフが潜入してきた様子をお届けします!
普段は語学学校や専門学校(VETコース)を訪問することが多い学なびスタッフたちにとって、映像業界に特化した教育機関を訪れるのは初めて。学校のユニークな施設紹介や、とても楽しい模擬授業に参加させていただいたので、その様子をお届けします!
APACについて

APAC は、ブリスベンで30年以上の歴史を持つ、映画・映像制作・演技にフォーカスした専門学校です。
提供コースは以下の3つ:
- Acting(演技)
- Screen Production(スクリーン制作)
- Film(映画製作)
特徴的なのは、授業の20%程度が座学、80%以上が実技演習という学びの割合。教室だけでなく、現場で使われるスタジオや機材を使ってのトレーニングが中心です。
コースは基本2年制で、出願時には志望動機を 動画で提出する 必要があるなど、他校とは少し違ったスタイルも魅力の一つです。
講師陣は、業界で既に活躍しているプロフェッショナルたち。授業を通じてスキルを伸ばすだけでなく、実際の業界につながるネットワークが築ける環境が整っています。
学校ツアー・模擬クラス体験の様子
学校のユニークな校舎や設備
エレベーターを降りた瞬間から驚きの連続!入口にはレッドカーペットが敷かれ、アメリカの高校のようなロッカー、インタビューセット風のエリアなど、まるで映画の世界に入り込んだかのような校内。
各コースごとに専用設備も整っており、リハーサルルーム、専用スタジオ、編集ルームなど、実践的な学びができる環境が用意されていました。
演技コースの模擬授業

ツアーの後には、Acting(演劇)コースの模擬授業にも参加させていただきました。担当してくださったのは、国内外の映像作品に出演経験のある Sean先生。
授業のテーマは「コミュニケーション」。言葉やボディランゲージに加えて、もう一つ大事な要素=声のトーンを学ぶユニークなゲーム形式のレッスンでした。
授業の中では、以下のようなゲームを体験しました。
- 教室には椅子が10脚、座っているのは9人。
- 残った1脚に Sean先生が座れないように、学生全員で協力して1分間防ぐというルール。
- Sean先生は常にゆっくり歩くが、座っている人たちは走ってもOK
一見簡単そうですが、これが意外と難しい!何度やっても先生が椅子に座ってしまう…。その理由は、ゲームの「スタート」の合図にありました。
実はこの「スタート」の掛け声を出していたのはSean先生自身。意図的に威圧的なトーンで「スタート!」と声を出すことで、学生たちが焦り、うまく連携できなくなってしまうように誘導されていたのです。
ゲーム終了後、先生はこう解説してくれました:
「人は威圧的な声のトーンを聞くと、焦りだして行動がバラバラになりやすい。だから、声のトーンはコミュニケーションにおいて非常に重要なんだ。」
まさに「体験を通して学ぶ」授業で、非常に印象的なひとときでした。
まとめ
APACは、「舞台・スクリーンで活躍したい」「映像制作に携わりたい」と考えている方にとって、非常に魅力的な学校です。ここでは単に知識を得るだけでなく、実際に手を動かし、体を使いながら、表現力や実践力をしっかりと鍛えることができます。さらに、現場を知っているプロの先生から直接学べるので、リアルな視点や技術をそのまま吸収できるのも大きな魅力です。
APACが気になる方はオーストラリア学なびのお問い合わせから、キャンパス見学や個別相談を検討してみてください!

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