中・高校生の方へ!現地サポーターからのアドバイス

学なび では、創業時から中学・高校生の留学サポートに力を入れてきました。 ゴールドコースト・ブリスベン・サンシャインコーストにおける中学高校留学の手配とサポートについては10年以上の経験とノウハウをを持っています。(なぜこのエリアかというと、スタッフのいるブリスベンオフィスからすぐに駆け付けることができる範囲だからです)

海外の高校に留学してみたいけれど、どこに行ったらいいかわからない…。留学生活がどのようなものなのかがイマイチ想像できない、という方に向け、中学・高校生を現地でサポートしているスタッフにゴールドコースト・ブリスベン・サンシャインコーストエリアでの中学・高校留学の魅力と留学生活のリアルな様子について教えてもらいました。

オーストラリアに留学するメリットは何ですか?

A 1.オーストラリア英語の意外な長所

アメリカとイギリスとオーストラリアの英語は違います。中でもオーストラリアの英語は日本人には馴染みがありません。が!実は一番日本人に習得しやすい英語だと思います。

なぜなら、日本人が苦手とする「R」の発音が完ぺきにできなくても伝わるからです!発音が一番簡単で、会話の練習・実践がしやすいところは実はオーストラリア留学のメリットではないかと思います。

もちろん、オーストラリアの英語を習得したからといって英語の能力に問題があると見なされることはありません。実際、多くのオーストラリア人が国際的に活躍できているのですから。

A 2.外国人の英語に寛容な環境

また、他民族国家というとアメリカをイメージするかと思うのですが、オーストラリアにも色々な国から来た人々がたくさん住んでいます。多少の英語のアクセントの間違いもなんのその、みんな恥ずかし気もなくそれぞれの英語で会話をしています。日本人の「日本語英語」に対しても、冷たい態度をとられる事はありません。(黙ってしまわず、一生懸命相手に伝えようとする姿勢が大切です)

そして、ブリスベン・サンシャインコースト・ゴールドコーストのあるQLD州は気候があたたかく、人々がリラックスしていて親切・フレンドリーなのはオーストラリア国内でも有名な話です。

それぞれの留学都市の魅力を教えてください。

A 1.ブリスベンは穴場の都会都市

ブリスベンは、QLD州の州都であり都会ではありますが、メルボルンやシドニーに比べると規模は小さく、周囲に自然がたくさん残っており、人々もEasy Going(気楽)な雰囲気なのが印象です。また、メルボルンやシドニーなどの大都市に比べると、アジア人移民の割合が小さいのもポイントです。公共交通機関が比較的発達していて、バスの路線も充実しています。日本食も手に入りやすく日本食レストランも多いため、日本人留学生にとっては過ごしやすい環境ではないかと思います。

A 2.外国人が少ない都市ならサンシャインコースト

サンシャインコーストはブリスベンの北に車で1時間ほどの場所に位置し、美しいビーチがたくさんあります。ブリスベンやゴールドコーストと比べると公共交通機関が発達していませんが、その分、移民や外国人が少なく、学校では現地の学生と接する機会が多くあります。留学生もヨーロッパやサウスアメリカ出身の学生が多いように思います。
現地の人々に混ざって生活したい、日本人が少ない都市で挑戦したい、という学生にはピッタリの留学都市ではないかと思います。

A 3.観光地的な都会と「普通の街」が交わるゴールドコースト

ゴールドコーストは日本からの直行便もありますが、ブリスベンの南に車で1時間以内の場所に位置し、有名なビーチがたくさんあります。サンシャインコーストとは違い、ゴールドコーストは国際的にも有名な観光地なため、留学生活中に様々なアクティビティを楽しむことができるのがポイントです。しかし、一旦観光エリアから抜け出すと、そこは現地の人々が生活する普通の街。楽しむときは楽しんで、普段は勉強に集中する、という生活が実現できる留学都市ではないかと思います。

3都市とも、留学生の受け入れ態勢がきちんとしているという事・都会すぎないので勉強や生活に集中できるという事で近年日本からの留学先として人気を集めています。また、日本からの直行便がある(ブリスベン・ゴールドコースト)という事も日本人にとって魅力の一つではないでしょうか。

サポートをしていて、よくある質問や悩みはどういうものですか?

A ずばり、「ホームステイ」と「学校生活」です!ほとんどこの2つのみです。

A ホームステイとはどういうものかを今一度伝えたい!これを知っておくのとそうでないのとではホームステイに馴染むスピードが格段に変わります。長くなります(笑)

「海外のドラマや映画に憧れて、こんな生活をしてみたい!外人と住んでみたい!」という気持ちでホームステイに臨む生徒さんがほとんどだと思います。

「大きくて綺麗なお家で、できればプールがあったりして、明るいオープンキッチンで、大きい犬がいて、かわいい青い目の子供がいて、家族はいつもニコニコしていて…。」

夢は広がるばかりですよね!

もちろん、そんなお宅にホームステイをする機会がある学生もいます。本当の家族と同じように、もしくはそれ以上に接してくれて、日本の事に興味があって、つたない英語でもよく話を聞いてくれてというお話もお伺いします。

そんなホストファミリーはたくさんいます。でも、それが「普通のホームステイ」だと思って、それと比べて自分のホストファミリーは…と思い悩んでしまうことがホームステイに関わる悩みの根本的な原因である、と私は思っています。

まずご理解いただきたいのは、「学生はお客さんではない」という事です。他人と一緒に「家族として」生活をするという経験は、高校生だけでなく、成人してからもあまりないのではないでしょうか。ホームステイをするという事は、知らない土地で知らない人と同居生活をする事なのです。

こんなはずではなかった…と落ち込んだり、お互いの行動が理解できなかったり、馴染めないと思って哀しくなる事があると思います。

そりゃあそうだ!と思ってください。

別の文化で、習慣で、言語で生きている人達なのです。違って当たり前です。ホストファミリーもそれぞれの人生があって、機嫌の悪い日ももちろんあります。考えてみてください。もしも日本で他人と一緒に住むという事になったら?同じ文化で、言語で生きてきたからと言って、誰とでもすぐに上手くいくと思いますか?そんな訳ないですよね。では、お互いに理解をするにはどうすればよいでしょうか?

それは、コミュニケーションです!!

言葉だけではなくて、態度や行動もコミュニケーション。相手を理解するのと同時に、自分も理解してもらえるように、努力をして働きかけてみましょう!日本の家族と同じ様に、何も言わなくてもわかってもらえると思ったら大間違いです。勇気を出して積極的に働きかける!これに尽きます。相手も同じ様に、学生に理解をしてほしいと思っているはずですし、学生の事を理解したいと思っているのです。

もう一つ、先程もお伝えしましたが、オーストラリアは多民族国家です。日本で私たちが想像をしている以上にいろいろな国の人がオーストラリア人として生活しています。ホストファミリーがアジア人だったりインド人だったりする事もあります。ご両親の国籍が違う事も、もちろんあります。

それがオーストラリアという国なのです!いわゆる白人ばかりの住んでいる国ではないのです。

いろいろな訛りの英語が存在していますし、食文化も混ざっています。そこがこの国の魅力の一つだと思います。

大きい家に住んでいる家庭も、小さいアパートに住んでいる家庭もあります。お父さんがいてお母さんがいて、子供がいて…という家庭ばかりではありません。色んな家庭があります。結婚していないご夫婦の家庭もたくさんあります。離婚している家庭もたくさんあります。ホストマザーだけで他に家族はいないというパターンも多いです。

様々な境遇の人が、外国からはるばる勉強しにやってくる学生を受け入れて、家族のように迎えたいと思ってホストファミリーをしているのです。

まずは自分のホストファミリーを受け入れてください。そして、楽しんでみてください!!

ただし、人間同士ですからそれでもわかりあえない時もあると思います。相性もありますし、どうしても理解できない事もあります。そんな時は、どうか一人で悩まずにいろんな人に相談をしてください。一人ではどうにもできないと泣いて電話をしてきた学生のほとんどが、私に相談した後に状況を改善でき、笑顔で帰国されています。

ホストファミリーの変更手配も可能ですが、まずは歩み寄りです。文化を、個人を、状況をお互いが理解できるように学なび スタッフは誠心誠意の学生サポートをさせていただいております。

学校生活をうまくエンジョイする秘訣は何ですか?

A 「英語」の悩みについては先生にアタック、「友達」の悩みについては、「留学生であることに気負いせず、人間関係を築くための努力を怠らない」こと!

学校の悩みの一番は「英語」そして「友達」ではないでしょうか。

英語に関しては、とにかく慣れるしかないという部分もあります。高校生の吸収力はすごいですから、1年後には授業についていけないという悩みはほとんどなくなります。

それでもどうしてもわからない教科もでてきてしまうと思います。そういう時は学校の先生に、恥ずかしがらずに相談してください。

先生は今まで何十人、何百人という留学生の世話をしてきたプロフェッショナルです。迷惑かもしれないから…などと思わずに、どんどん自己主張をしてください。他の国から来た留学生はそうしています。こちらに来るといろいろな国からの留学生と知り合うと思いますが、びっくりするくらい自己主張をしている姿に勇気をもらってください。彼らに負けずにどんどん先生に自分の状況を伝えましょう!

「友達」については、状況によって違うので一言では難しいのですが、簡単な時もあれば、難しい事もあります。英語の壁もありますし、はやりの音楽やTVについて話せないので会話がつづかないという事もありますよね。でも、思い出してください。自分が高校に入って、もしくは部活に入って、すぐに友達ができましたか?ホームステイと同じで、人間関係をつくるのには時間がかかります。すぐに友達ができなくてどうしようと悩んでしまう生徒さんもいらっしゃいますが、大丈夫です!次の学期に、もしかしたらあなたの生涯の親友になる留学生や転校生が入ってくるかもしれません。

でももちろん、自分からも話しかけたり、話せる話題を探したり、という努力は必要です。多くの場合が「留学生だから、日本人だから」というよりは、単に話題が合わない、など、通常の人間関係の問題であることが多いです。

友達ができないと悩んでいた生徒さんはたくさんいましたが、最後まで悩んでいた生徒さんは一人もいませんでした。時間をかけて、本当に仲良くなれる友達を探してくださいね。

最後に、留学を検討中の皆さんにひとことお願いします!

A 「中学・高校留学で得られることは語学力、主体性、そして人間力。

現地で留学生をサポートしていて一番印象的なことは、留学生活が進むにつれ、みんなイキイキといい顔に変わっていくことです。

初日は不安でいっぱいで、でも精一杯背伸びをして「大丈夫です」と言っている学生が、だんだんと本当にイキイキしてくる時期があります。英語ができるようになったという事だけでなく、他人と生活をしたり、自分の身の回りの事をきちんとできるようになったり、着実に自信がついてきているのを感じます。

日々大変な事も、悩みもあると思います。でも、それを一つ一つ克服したからこその輝きを感じるのです。

高校生に悩みを相談されても、私では解決をしてあげることはできません。一緒に考えて、一緒に解決しようというスタンスで、アドバイスのみします。そうすると、学生は自分でちゃんと解決してきます。その勇気と柔軟性には驚かされますし、感動して涙が出ることもあります。

全く新しい環境で勉強をすることによって、日本の高校では得る事のできない、「自分で考えて、自分で行動し、「自分(自我)」をより開花させる」経験ができるのではないかと思っています。

留学は、ただ行くだけでも何かを得られる機会ではあると思います。

そして、自分が何かを得ようと頑張ったり、心を開いて新しい状況を受け入れる事ができれば更に多くの物が得られると思います。

楽しいことだけではもちろんありませんが、高校生で留学をする事によって大人の留学とは違う、飛躍的な語学力の伸びは絶対にありますし、それ以上に人間として何かを得られる素晴らしい経験となっているのではないかと、帰国された学生のキラキラした顔を思い出す度に感じさせられるのです。

10代の貴重な時間、留学という選択肢があるのなら、是非とも私たちにお任せください!皆さんのキラキラした顔を見るため、誠心誠意サポートさせていただきます。

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